明桜(あさ)がうさぎの魅力をお伝えします

農学部卒で昭和世代の動物好きが、うさぎの明桜(あさ)から貰った幸せをお伝えします。”疲れていても寝起きでも読みたくなる”そんな、ほっこり癒しブログを目指しています。

「ありがとう」の言葉~私が欲しかった本当の理由~

「毎日、家のこと

ちょー頑張っているのにっ

誰も褒めてくれない!

もう、やだっ!」

 

"主婦ママ"の心の叫びを聞きました。

 

ご家族は、きっと

感謝しているのだとは思いますが‥

 「ありがとう」を言い忘れちゃったり。

行為に甘えてしまう気持ちもあったり。

言葉や行動で表すのが苦手だったり。

ついつい。なのだと思います。

 

さて、

この"主婦ママ"に

「”ありがとう”くらい言って欲しいよね」

と言ったところ、

何と返答したでしょうか?

(返答は最後に)

 

 *もくじ*

 

「ありがとう」の良し悪し

「ありがとう」を伝えよう!

という考え方の裏を返すと、

「ありがとう」が言えないのはいけません!

という考え方も出てきます。

 

そんな「ありがとう」を推奨する考え方に対して、批判的な意見も。

❖「ありがとう」は見返りを求めることになる

❖結局自分のため(頑張っている自分を認めて欲しい)

❖”「ありがとう」を言われなかった(又は言えなかった)事は良くない事”という固定観念が精神的ストレスになる。

 

私も求めてしまった‥

先日、私も「ありがとう」がないことに不満を抱いてしまいました。

掃除や洗濯や布団干しや買い物や‥

ちょっとした些細な事です。

共働きで子供がいないので、夫婦協力して家事はやっています。

(なので、専業主婦の方々のようにプロとして家事を行っているわけではありません。)

 

協力して分担しているからと言って、自分がやる事も相手にやってもらっている事も”当たり前”とは思いません。

 

私は"円満の家族"というものが未知の世界だったので、他人様と一緒に生活している事は奇跡のようにありがたい事だと思っています。

 

一緒に暮らしてくれている。

奇跡的な毎日を

「ありがとう」

なのです。

 

そんなありがたい生活なのに、

私の場合は、なぜ

「ありがとう」が欲しくなったのでしょう‥

 

考えてみたところ‥

 

❖言葉が欲しかったわけではない。

❖頑張っている事を認めて欲しかったわけでもない。

(※そもそも、家事協力型夫婦なので、相手も頑張ってくれています)

❖「ありがとう」は言うべき。という固定観念を持っているわけでもない。

 

じゃあ、

なんで「ありがとう」が欲しかったのか‥

 

そう思った時の感情は

怒りや不満ではなく、

”不安”

でした。

  

うさぎには求めていない

「当たり前でしょ~」

と思う方もいらっしゃると思いますが、

比較検討のため、

私が”うさぎには求めていない理由”を考えてみました。

 

うさぎの明桜(あさ)は、

掃除やごはんや(今はお薬や通院も)…

労力も出費も我が家ではダントツトップです。

 

「えっそなのっ」
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 (そうですよ・・・(笑))

 

ですが、

明桜から「ありがとう」(という感謝の気持ち)が欲しい。

と思う事は、もちろんありません。

❖うさぎに要求しても仕方ない。

と思っているわけでもなく

❖存在するだけで、見返りが十分あるから。

という理由でもありません。

 

確かに存在するだけで十分なのですが。

それは、

子供のいない夫婦の間でも、

同じような気持ちはあります。

家族が存在するだけで、

”ありがたい”

心の奥でそう思っている人、

たくさんいるのではないでしょうか。

 

明桜に対しては

”不安”

を感じません。

 

話を戻しまして

私の「ありがとう」が欲しいと思った時の感情。

”不安”

 

私は大切な相手にとって…

大切な存在なのだろうか?

役に立っているだろうか?

喜んでもらっているだろうか?

 

「ありがとう」が欲しかった理由。

”相手にとって必要な存在でいたい”

という、私の欲です。

 

お日さまの力でふわふわになった布団…

喜ぶだろうな。

 

埃のない部屋でごろごろ…

居心地がよいだろうな。

 

綺麗な衣類やタオル…

心も清潔に過ごせるだろうな。

 

そんなことを想像しながら、

喜ぶ顔を期待してしまっているのです。

 

何もリアクションがなく、

忙しさで目も合わなければ…

 

自分の存在が

”空気のように気が付かれない”

ようで、

ちょっと寂しくなってしまう。

 

相手の瞳に自分は映っているのだろうか。

 

”空気のような存在”

というのは、

本来、

”最高に心地よい存在”

だと思うのですが。

 

人間関係は、それだけでは足りないと思います。

 

目を合わせる。

 

存在を認識する。

 

結構、大事なことです。

 

 

 

うさぎも同じです 

明桜は、

笑っちゃうくらいにアピールが激しいです。 


「ねぇ~」
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もし、うさぎのアピールを無視し続けたらどうなるか?

(※明桜を無視することはないので、実際はわかりませんが)

人との関わりを諦めてしまうそうです。

うさぎに感情がない。

と思う方がいるとしたら、

それは、その原因は人間かもしれません。

 

体調を崩す子もいるそうです。

自分の存在を認識されない事は、動物にとってもストレスです。

 

熱い眼差しが嬉しい

明桜に対して不安を抱かないのは、

明桜の熱い眼差しです(笑)


「まだぁ~?」
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話せなくても

心の声が伝わります。

 

小さな瞳には

有難いことに

いつも私が映っています。

(それが、ごはんに対する愛でも十分です)

 

私がいなくなったら、明桜は困るはず!

(実際、私に何かあったら、明桜を保護して下さる優しい方はいるかもしれませんが。)

ご飯も掃除もやる人がいない!!

 

私が日々行っていることに自信とやりがいを感じるのは、

明桜の熱い眼差しのおかげです。

 

(明桜の家政婦係)の代わりはいない!

だから

出来る限りの事をやってあげたい。

そう思えるから、不安がないのです。

(明桜にとって最高の相手かどうかはわかりませんが)

 

「おいしいよっ」
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(食べながらガン見してくる明桜です)

 

必要とされる事はやっぱり嬉しいものですね。 

 

 

主婦ママの返答

冒頭の主婦ママに

「”ありがとう”くらい言って欲しいよね」

と言った後の返答です。

 

 「別にっ。

元気でいてくれりゃ

いいんだけどさ。

病気になられたら

余計面倒臭いし。

感謝の言葉より

お金と時間くれって感じ(笑)」

 

控えめで深い愛情を持った、

主婦ママなのです。

 

きっと、

照れ隠しでもあると思います。

 

「ありがとう」

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を言われ慣れていないのです。

 

心のどこかで

”やって当然のことだ”

主婦ママ自身が

そう思っているのかもしれません。

 

人が動くことは、

相手が家族であっても

タダではないと思うんです。

 

”無償の愛情”

聞こえはよいですが、

日本人が好きそうな美徳ですが、

 

私は修行の足りぬ貪欲な人間なので

与える分は欲しいです。

逆に、貰った分を返せないのは

心苦しくて、嫌です。

 

素敵な主婦ママには、

家族だから仕方ない。

って我慢したり

別にいいや。

なんて

諦めたりしないで欲しいなぁ。

と思うのです‥