先日、
『明桜の毛が抜ける』というお話をしたのですが・・・
恐れていたとおり、
明桜の様子が怪しくなってきたので昨日病院に行ってきました。
走り回って遊んでいるものの、
食欲がないので念のため連れて行って正解でした。
いつもと違う様子
・ペレットを食べない
・お腹を気にする
・チモシーを少し食べるだけ
・ごはんの催促がない
・うんちに毛が混ざり連なっている
・うんちの量がいつもより少ない
病院での診断
・血液検査、数値悪い
・触診、ガスがたまり腸も胃もはっている
・お腹を触られると痛がる
・耳が冷たい
体調がこんなに悪かったのに、あんなに走り回って遊んだりするなんて・・・私にはまだまだうさぎの生態を理解するのは難しいです。
病院での処置
・注射と飲み薬を5日分。
飲み薬は帰ってきた時はご機嫌が悪く嫌がっていましたが、昨夜の薬は自分からすすんで飲みにきました。
『ちょうだ~い』
薬は要冷蔵保存なので、あげる前はシリンジを手で握って薬をあたためながら
”明桜が元気になりますように”
とおまじないをします。
※獣医さんの指示ではないです。
私の自己満足です(笑)
「おいし~ねぇ」
飲みやすいように甘い味にしてもらっているのでしょうか。
明桜はいつもお薬を美味しそうに飲みます。
「あれ、もうなくなっちゃった?」
お薬が空になってもシリンジをくわえて離しません。
がっついて迫ってくるので、間違ってシリンジが口の中に入り過ぎないようにサークルの外からあげています。
”薬好きのうさぎ”
というと、なんだか誤解を招きそうです。
病院での明桜の様子
・明桜は診察中はいつもとても大人しいです。
・待合室で待っている時と、診察後にキャリーケースに戻すと足ダンします。
病院で足ダンをするのは、怖い目にあって不安で怒っていて、そんなところに連れてきた私に対しての抗議かと思っていました。
「ごめんね、明桜、怒んないでよぉ・・・」
そんな私の言葉を聞いて、
獣医さんは、
「うさぎさんが足ダンするのは、危険な状況の時に仲間に知らせて、仲間を守る時にもするんです。
だから、明桜ちゃんもお母さんを守ろうとして足ダンしているんですよ。」
「明桜ちゃんにとって、
お母さんは守ってあげる相手なんですよ。」
獣医さんの優しさかと思いますが、そう思うと、
”怖い目に合わせてまた明桜に嫌われちゃうな”
と思っていた気持ちが少し救われました。
お詫びとお礼の気持ちを込めて、家に帰ってから明桜の気の済むまでナデナデしました。
『(つかれたぁ・・・)』
明桜の足ダン
ごはんの催促の時にも足ダンはするのですが、明桜には危険が無い状況で足ダンを続けている時がありました。
それは、以前、私はかなり落ちこんでいて、お恥ずかしながらシクシク泣きながら主人に話を聞いてもらっていたのですが、その間ずっと明桜は足ダンを繰り返していましした。
30分くらいだったと思いますが、ずっとこちらを見て足ダンしてました。
明桜の足ダンがすご過ぎて
「明桜、大丈夫だよ、怖くないよ」
と、明桜をなだめるために話が中断するくらいに。
私がいつもと違う様子で、違う声のトーンで話している姿が、明桜にとって怖い人間に見えて不安なのかもと思っていたのですが、
主人は
「おれが、○○(私)のことをいじめていると思って、怒っているんじゃない?」
と。
まさか、そんなわけないだろうと思っていたのですが
・・・もしかしたら、
”明桜は心配してくれていたのかな”
・・・なんて、
少し自惚れてもよいのでしょうか(笑)
「私が明桜を守ってあげるんだ!」
と、いつも思っていましたが
明桜のほうも、頼りない私を見て
『しょうがないなぁ』
世話が焼ける人間だなぁと思いながら、守ってくれていたのかもしれません。
生後2ヶ月、手のひらサイズの時に譲り受けた明桜は、
いつの間にか心も大人になったのでしょうか。
うさぎさんなのですが、人間の私以上に心の成長を感じます。
今朝の明桜(と私)
今朝、野菜もペレットもチモシーも食べ出しました。
少しほっとしました。
「お腹すいちゃったぁ」
おかげで、風邪引き中の私は、自分の病院には行けませんでしたが、心は元気になりました!
私の元気の源は明桜が握っているようです。